Appearance
HOWTO: セッティング
トラック
ブッシュ
基本的にはBSの方がRSより固め。 なんでかというと、何もしてないときでもBSには荷重がかかっているので その分固めにする。
BSはあまりリーンしていないときの動きに影響し、 RSはリーンのフィーリングに影響する。 とはいっても両方とも常にあらゆる動きに影響は与えてる。
安定性を求めると(wobble対策をすると)リアはそれなりに固めになるが、 フロントは操作性が必要なのでリアよりソフトになるのが一般的。 フリーライドの楽しさを求める場合は両方同じになるかも。
シェイプ
- コーン
- 素早く切り込める。
- 安定性は無いので、スピードに耐えるには足首の強さが必要。
- バレル
- 安定性が高い。
- リーンがそのままウィールへの荷重増に繋げられる感覚。
- ファットコーン
- バレルよりも抵抗が早く出てくるが、潰し切る直前のコントロール性が高い。
トールサイズ
トラックによっては通常サイズより長いトールサイズのブッシュが使える。 路面の追随性が上がるフィーリングがある。 ウィールからのフィードバックがちょっと遠くなる感じもするので、 ダイレクト感を優先するなら通常サイズがよいか。
ワッシャー
BS/RS両方同じにしたり変えたり。
- カップワッシャー
- ある程度リーンしたところでリミッターがかかる。
- センタリングが強くなる。
- フラットワッシャー
- 深くリーンできる。
Riptideのウレタン
- APS
- 標準
- クランク
- APSより反発強め。
- 潰したブッシュを元に戻す(リーンをゼロにする)動作って意識しにくいやん? そこをサポートしてくれるからありがたい。
- WFB
- 「サーフスケートの人が使うんでしょ」と思ってたら、 ZealousのトラックはWFBが調子いいらしい。変な先入観持ってたらあかんね。
アングル
トラックの旋回力が決まる。 よくわからなければ前後45°からスタートするとよい。 W/Bが長いデッキ(だいたい25"以上)なら50°でも。
手っ取り早く安定感が欲しければリアだけアングルを減らす。 アングルを減らすとブッシュがそれまでより柔らかく感じるので 少し固めにする必要あり。
アングルライザーは10°を超えてくるとビスが曲がることが多くなる。 Pat's Risersのスリット入りライザーならかなりマシになる。
トラック固有
Paris V3
Riptideのピボットカップと Pat's Risersのインサートブッシュを使うと パワーアップする。
Riptide MagnumをBSに、 Riptide CanonをRSに付けるとさらにパワーアップ。
ここまでやるとかなり優秀なダウンヒルトラックになるので 案外Paris V3は馬鹿にできん。
Caliber 3
88 Wheel Coのドーナツインサートは Caliber 3に使うには外径がちょっと大きいので削る必要がある。 そもそもキャストCaliber用じゃないしね。
44°バージョンは付属シムを外すことでBSに限りトールサイズのブッシュが使える。 シムを無くすとつらい。 キャストCaliberとプレシジョンCaliberでシムの互換性は無い(形が違う)。
Riptide CanonはCaliber 3にも使える。
プレシジョンCaliber用のRiptideのピボットは"Caliber Precision"ってやつではなく "Gunmetal Pivot Cup"ってやつ。前者は"昔の"Caliber Precision用だ。
デッキテープ
足が絶対ズレてほしくないのなら鬼グリップのものを、 積極的にスタンスを変えるのならそこそこグリップするものを使う。 後ろだけグリップ力を低めのものに変えのもアリ。
ハイグリップなウィールでスライドをするなら グリップ力がある方が安心。
Loktonの36gritは鬼グリップ。60gritはそれよりちょいマイルド。 Loktonは紙を剥がした後、 ドライヤーで温めてから貼るとしっかりくっつく。